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14ひきのひめねずみ達が活躍する、いわむらかずおさんの絵本「14ひき」シリーズが、
今年誕生20周年だという。
「徹子の部屋」で知って以来、新聞、ラジオ等でもよく耳にする。
14ひきシリーズ出版総数は国内外あわせて670万部にもなるそうだ。
多くの愛読者がいるのだろう。

時を然して、郵便屋さんからうれしいお届けもの。
ななせさんから、満開の桜の枝の上で桜摘みをするひめねずみのポストカード。
那須の「いわむらかずお絵本の丘美術館」に行かれたとのこと。
その空気をおすそわけしていただいた。
農場や森と一体化したこの美術館にも、
いつか子供を連れて遊びにいきたいと思い続けている。

陽子さんからは、ムフフのタンタングッズ。
いわむらさんの描く本は、主人公のキャラクター性からか、
私自身いわむらさんの本と気付かないで読んでいたりすることがあって、
生き物にしっかりと個性が吹き込まれているからだと思っているけれど、
もちろんタンタン好きの我が子達は御愛用中。

春を迎えた今、きっといわむらさんは、
木々の芽吹きのひとつひとつをいとしく感じられていると思う。
いわむらさん御自身を拝見していると、屈託なく素で純粋な印象を受ける。
「14ひき」たちの顔は、いわむらさんとそっくりだ。


2003.3.28.



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