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2004.9.25(土) 最後のジェラート
暑さもおさまりをみせてきたと思うと、雨続きで、
空も陰っていてぱっとしない日が続いています。
稲刈りも間近の白馬は、金色の稲穂で一面おおわれていました。
いつも行く温泉。今まで行った温泉の中で、ここが一番お湯質がいいように思っています。
お湯はコーヒー色で、子供が言うに“しょっぱい”。
体の芯まであたたまるし、肌もしっとりとします。
温泉につかって、ジェラート屋さんに寄るのが、
長年の我家のお決まりコースだったのですが、
そのジェラート屋さんが白馬の店を閉店することになりました。
クルミがよちよち歩きの頃から、何回通ったかわかりません。
信州りんごや、洋梨、桃、オレンジ....etc
果実そのままのような美味しいシャーベットを子供達に食べさせてあげることは、
とくべつな楽しみでした。
はじめて自分で持って食べられるようになった時のこと、
全部落としてべそかいていた時のこと、
お店の女の子と追いかけっこして遊んだ時のこと、
シャーベットがなくて悲しい思いをさせた時のこと、
(牛乳が入っていない“シャーベット”しか食べられないので)
フウタ出産直後は、ばあばと行って持ち帰ってきてくれたりしたこと、
そのフウタも、自分で1個たべるようになった時のこと。
同じものを食べているのに、クルミとフウタで分け合ったりしていたこと、
.....思い出すときりがありません。
ここの一番人気が“メープルウォルナッツ”だという事にも、勝手に親しみを感じていました。
今日で最後。埼玉の日高市に移って、再オープンするそうです。
さみしいけど、たくさんのおいしい時間を過ごさせてもらったことに、
心底感謝している我家です。
2004.9.22(水) 甘えんぼ
年少さんのフウタは、朝幼稚園に着いて朝の準備が終わると、
先生に「クルミのとこいってくる」といって、年長さんの教室にまず行くという。
お姉ちゃんの教室につくと、「ヤッホー。来--ましたよお--。」と叫ぶらしい。
お姉ちゃんはお姉ちゃんでやりたい遊びがあって、フウタには構っていられず、
それでいつも大げんかになるそうだ。
「今日も派手にやってましたよ-。」と先生から御報告いただくこと多々有り。
全くもって原因は甘えんぼ魔王フウタである。
この子がしっかりするのは、クルミが幼稚園を卒園してからだな。
それにしても「ヤッホー」とはなんだ?笑
2004.9.21(火) 大きな梨
千葉の陽子さんから、大きな梨が届いた。
新高の梨だそう。本当に立派。果物好きのフウタにはたまらない贈り物。
しゃきっとして、汁もたっぷりの贅沢。くだものはこうでなくちゃ、と思ってしまう。
村のあちこちで栗がみのり、落ちている。
栗のイガを開いて、中身は子供のおもちゃになったりしている。
実りの秋は確実にやってきている。
2004.9.18(土) HAPPY BIRTHDAY
小学校の運動会に参加した日は、娘の誕生日。
6歳である。涙涙。
わたしは疲れきっていたので(まったく駄目な母親だよなー。)
彼女のすきなお寿司でお祝いした。思う存分食べていいよ、という感じで。
ケーキは好きではないからいらない、とずっと言っていたので、
ご希望どおり、例の
ピンクゼリー
を買ってあげる。(これが現物である。笑)
私自身この頃の鮮明な記憶はあって、その中の自分と重なって、
ああ、あっというまに孫でも産まれそうだな、みたいなキモチになった。
でもわたしはまだ母親になって6年しか経っていないのだ。
子供から得ているものの大きさははかりしれないことを実感した日だった。
2004.9.18(土) かざぐるま拾い
小学校の運動会に招待してもらって、
来入児のかざぐるま拾いに参加させてもらう。
もうすぐ小学生なんだよなあ.....。涙
好きな色のかざぐるまを拾って、
色々なキャラクターのお面をかぶって待っている小学生のお兄さんのところまで行く。
お名前を呼ばれて、元気にお返事ができ、よーいどん。
あれ?お面をもらってかぶっていない子がひとり。......うちの子である。
好きなキャラクターのがなかったらしい。
唇とんがらせている姿に、小学生も先生達も裏で慌てている....。
はあ、どうしてこうなるかなあ。
フウタも「おうちかえる」と泣きわめいていたので、
どっと疲れて家に戻る。
運動会でも、みんなのために一生懸命準備してくれているひとがいること、
給食でも、みんなのために頑張って作ってくれているひとがいること、
買ってもらったおもちゃやお洋服も、一生懸命選んでくれていること、
そんな周りのひとのことも、ちょっとは考えるようになってほしいと
娘に話して聞かせた。
うちの子はこの手のわがままが多いような気がするので、
翌週ようちえんの先生に、謝りたいと話をした。先生は、
目の前にあるものをとる子や、色々ある中時間をかけて選ぶ子、いろんな子がいて、
うちの子の場合、好きなものがはっきりしているという点はいい風にもとれるし、
周りのひとに気を使って、好きではない色やキャラクターを選ぶ幼稚園児はいない、
みたいなことを話してくださった。
キャラクターも、みんな同じのだったらよかったね、とも。
すごく私のキモチが楽になった。やっぱり幼稚園の先生には頭があがらない。
娘は口が達者なので、私も過大に求めているところがあるのだろう。
まだまだ幼いのだよな、と思うと、急に彼女が可愛く思えてきた私自身が
考えるといちばんたちが悪いような気がしてしまった。
その後、ダンナは
「おまえの育て方は甘いんだ。」と親に怒鳴られる夢をみたそうな。笑
お互いいろいろ苦悩しているのである。
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