主人が今年に入ってずっと模索・研究しているもののひとつ、「かんざし」。
そう、木のかんざし。
素材は“銘木”を厳選していて、
MWC.WORKSHOPでの手仕事の力を、“アクセサリー”という部分で発揮していて、
独特の造形美のある作品が誕生していっています。
パートナーの特権、木のアクセサリーを“身につける”という
プライベート感たっぷりの楽しみを、日々味わっているところ。
(先日の写真も!)
工房脇に並べられた試作をみた方に、
「あれ、かんざし作ってるんですか?」と声をかけてもらうことが度々あり、
聞けば昔着付け教室に通ってたとか、最近あらためて着物をきることを楽しんでいるとか、
どんどん掘り起こされ、つながっていっておもしろい。
着物の展示会でご意見を伺ったり、興味をもってくださった方につけてみていただいたりと、
主人も精力的に研究をしています。「楽していいもの作れない」と。
こういうところに魂を注げるか注げないかが、作り手の境目な気がする。
上の写真はスプーン作り教室にいらしてくださった方にモデルになっていただいたもの。
和装はもちろん、カジュアルなふだん使いにも重宝する「木のかんざし」。
お披露目できるときがたのしみです。
2010.9.26
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