夜空

帰り道、「絵本みたいな空だね」と娘が言いました。幻想的な藍色の空に、山の木々の輪郭が浮かび上がっています。

この山の中には、クマの親子たちもいるんだよね.....。

絵本の中のおはなしではありません。笑
山村に暮らしていると、「家」というものは虫や動物や風雨から身を守るためのものだと強く感じされられます。
今年はクマ出没警報がとっても多い。

クマがでるとバス通学の許可がでるので、朝なかなか起きれない息子は、布団の中で「熊出ろ熊出ろ」と唱えている。
......そんな息子がこわい。

絵本つながりで、
雑誌MOEさんから、2010年の絵本ベスト30を選ぶアンケート依頼が届きました。
ご縁あって毎年お声かけいただいて、暮れに近づいていると気づかせてくれます。
わたしは「じぶんの木」と「5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん」の2冊を選びました。

じぶんの木」は、友人がいいよ、と見せてくれて、
松成真理子さんの描く色彩滋味深い山々と愛らしいおじいさん/ ひ孫の姿にしみじみした本。
5ひき〜」は
安曇野絵本館で見たこの原画がとってもたのしくて愉快だった思い出も含めて。

来週はよみきかせが続きます。
中学校でお話会をひらき、小学校では1年生のクラスに入ってお話を読んでくる予定。


2010.10.13






day&day index