ひとつづつ
バレエのトゥシューズが届き、
娘はますますウレシそうにレッスンに通っている。
トゥシューズのことは、「ポワント」というそうですね。
「まだつま先では立っちゃいけなくて、デミポイントしか練習してないけどね〜」と娘。
ふーん、そうなの。デミポイントね〜。.......何の事?
娘にいろいろ教わっています。
息子は毎週サッカークラブを楽しみにしている。
主人が迎えにいくと、いやに息子がニヤニヤしているものだから、理由をきくと、
「練習の試合みたいのでシュート決めたんだ」ともらしたのこと。
嬉しさが湧き出て来てとまらないのでしょうね〜。
シュートを決めたとき、お兄ちゃん達が「すげー」と言ってくれたことも嬉しかったらしい。
自分は心の中で「イエイ」と思ったそうだ。
娘も息子も、どんどんいろんな事ができるようになって、
力にみなぎっているように感じる。
ひとつづつ、自分の力で、
小さな達成感をつみかさねていっている。
毎年この時期になると、主人はいろは堂のおやきが食べたくなるようで、(昨年)
先日も子供を連れて、鬼無里の本店まで遊びにいっていた。
娘が「お母さんは行かないの?」ときくので、
「ママはお家で、お風呂の大掃除したいし〜新聞も束ねなきゃいけないし〜洗濯モノも整理したいし〜」
なんて答えたら、
「おかあさんはいつも働くばかりで、好きなことができなくて大変だね。」とひとこと。
.............。
子供の居ぬ間に、すきなお菓子を
ひとり食べていることにすら罪悪感を感じてしまうのでした。
2007.5.27
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