おそばを食べに行こう!

たのしみにしていたのです。
長野市街をぬけて、山超えて、戸隠へ。







戸隠の木々はしらかばやけやきで凛としている。
すでに紅葉の時期も後半のようです。
ちょっと葉がカラカラした感じも嫌いじゃない。














蕎麦屋さんの名店、「そばの実」へ。
前回いったのは2002年。
実に5年たってもこのお店の美味しかった!という記憶は
あせることなかったのでした。













待ち時間には、そば茶と、お塩がふられた揚げ蕎麦。










これこれ。ぼっち盛りが戸隠そばの特徴です。
わたしは5ぼっち。旦那は8ぼっち。
そばの風味がやっぱり抜群なのです。石うす自家製粉だからでしょうか。
ちょっと細めでのどをさわやかにとおりすぎる。
さらしてきりりとした薬味ねぎも、ぴりっと辛い辛み大根おろしもいい加減。

横にいた年配のご夫婦は、十割を塩で食べていた。
また機会があれば挑戦してみたい食べ方。









旦那にお願いして、
わたしはデザートに蕎麦のチーズケーキを....。
ほんのりそば風味。しっとりと仕上がっていました。

満足。







戸隠神社中社の鳥居のまわりには、立派なご神木。
観光に訪れている方がたくさん参拝されていました。

こういうシニアのご夫婦の姿をみると、こころがなごみます。
ゆったりたっぷりと共に時間をたのしんでいるのが伝わってくるから。















鏡池にもはじめていってみる。
湖面にほんとうに鏡のように山々がうつりこんでいてキレイでした。

でも一週間前のテレビニュースでみた景色は、もっとあざやかだった。
一週間の差は紅葉の時期にとっては大きなものだと痛感しました。









それでも、道をはしればキレイなグラデーションがいたるところにあります。
みどりも、黄色も、朱色も、どれも日本らしい色にかんじられる。











もう1件いけるよね。蕎麦屋さんはしごです。

よつかど」さんへ。庶民的な雰囲気にほのぼのします。






そば茶と白菜漬け、煮豆。お茶請けも田舎っぽくてあったかい。
だされるそば茶の味も、お店によってちがうのもおもしろいです。
「よつかど」のお茶は水色がキレイ。








おそば。ここでも5ぼっち。
昔ながらの戸隠そばにこだわっていて、香りと粘りをだすために、熱湯での湯捏ねでこねて、
打ち立てを2時間でだしてくれているそう。
おだしもカツオの風味がきいていて、風味ゆたかでした。








新そばのシーズンは、新そば祭りでにぎやかなそば処。
あざやかな紅葉を愛でながらすするそばは、さいこうでした。

来年は、もう1週間はやくこよう。






2007.10.29




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