2006.6.6



 




MapleWalnutsCAFEもWORKSHOPの方も、4月初めに病気がわかってから、まるまる2ヶ月程お休みしてしまいました。
娘が1歳のときからホームページを綴ってきて、こんなにパソコンから離れたのもはじめてのことだと思います。

卵巣腫瘍摘出手術も無事終わり、体の方も順調によくなって、普段とかわらない生活を送れるようになりました。
4月5月はぽっかり空いた気がしますが。友人曰く「浦島太郎だね」。....そのとおりかも。

病気がみつかったときの恐怖を思い出します。診察室でのガン告知です。
検査を重ねるたびに予測される状態は悪いことがわかり、
MRIの結果、腸へ転移しているといわれたときには、主人に支えてもらいながら呼吸をするのが精一杯。
入院するときは、来年の桜がみれるだろうか、と思っていた。
手術してみれば、うそみたいだけど結果良性。思ってもみなかった。

10日間の入院生活の中で、さまざまな病気と闘っているひとたちをみた。
若いひと、母親くらいのひと、おばあちゃん、いろんな世代のひとが、がんや病気と闘っていた。
毎日来る人たちが祈っていた。わたしも祈っていた。きっとまわりにいたみんなが祈っていた。

ご自身も大きなガン切除手術をされたのに、わたしの手術前日にたくさん笑い話を聞かせてくれて
励ましてくださったOさん。命の恩人。

退院の日は涙がこぼれてしかたなかった。

普段とかわらない生活がわたしには戻ってきました。ありがたいことです。
第二の人生と思って世の中を見渡しているつもりなのに、昔と同じことで旦那にはしかられあきれられていますが、
それでもこれからは違う色をしている気がする。

家に戻ってきて、保存してある昔のホームページをみてみました。あかちゃんだった娘と息子が本当に愛らしかった。
そのころのような気持ちを取り戻したくて、サイトのデザインもちょっと以前のようにしてみました。
毎日のこと、残しておきたいこと、できるだけ綴っていきたいと思います。
読んでくださっている皆様、どうぞよろしくおつきあいくださいね。

++++++++++++

お休みしていたあいだのできごと、アップしました。


春の庭 2006.5

小布施をあるく 2006.5

長野小川村・立屋の桜 2006.5

茨城 / 益子の旅 2006.3

シチリア料理店 [MUNIRO ] 2006.3

展示会のあとのごほうび 2006.3










day&day に戻る