もう夏か。そう思わせるような猛暑。
はじける水のつぶが陽射しをうけてきらきらと光る。

ひとりでシロツメクサを摘んだり、
レクリエーションの間はぶすっとしながらひとりはぐれてみたり、
噴水にはまっ先にいったものの、なかなか入り込む勇気がなかったり、
ノリだすとはしゃぎまくっていたり。

気まぐれなネコのような彼女の幼稚園生活がちらりちらり。
これからどんな女性へと変化していくのだろう。

だけど今が彼女にとってのかけがえのない時間。
真っ白なキャンバスの上を思うようにいきていきなさい、と静かに願い、
家に帰るなり爆睡のママなのでした。

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