jikan.
子供達を寝かし付けた後の時間がとても貴重だ。
仕事をしたり、やりたいことをしたり、
そして寝床に入ってから本を読む。
これは今まで自由にできなかっただけに、体が活字を欲しており、
読みたいだけ読んだらとても深く熟睡できる。
こういう時間のおかげでバランスがとれる。
でも、わたしの役目として、
仕事と家事と子育てがほぼすべて家の中で回っている今現在、
時間のやりくりというものが非常に難しく感じることがある。
つまり気持ちの切り替え。
『生きること』と『働くこと』をひとつにつなげたいと思い続けてきたけれど、
ゆとりをもった懐であればまだしも、
今の私達は、どちらも必死にならなくてはいけない。
ゆえにごちゃごちゃになって、パンクしがちなのが正直なところである。
(そして被害にあうのはcoba. である...笑)
そんな山谷を数えきれない程こえてきて、
今思うのは、やはり
毎日の暮らしのリズムが気持ちを整えてくれること。
ecoさんのところで素敵なエプロンを見つけて、
家ではこれをつけることにしている。
東京に行った時、電車の駅でいきかう人の雑踏の中にまぎれ、
そういう感覚も欲している自分にあらためて気付いたり、
映画をみたくなったり、本をよみたくなったり、
書きたくなったり、パソコンから離れてみたくなったり....。
とめどなくわがままな欲望がうずまいている私であり、
ゆえによく足を踏み外し、あっぷあっぷしたりしているけれど、
そういう自分を少しずつうまく操れるようになってきているような気もしている。
エプロン、とっても気に入っています。
2002.9.25.