私達が暮らす村にある“しあわせの鐘公園”。
ゴールデンウイーク最中の今日は、晴天に恵まれ、
公園から望む北アルプスは見事に輝いていました。
区のひとたちが、きのこ汁や山菜のてんぷら、うすやきやおでん、
いろんな地元の味でもてなしてくれます。
この公園のそばに、私達が4年ちょっと暮らした山の家があります。
古い空家をお借りしていたのでした。
まだ片付けが終わっていないので(笑)
今年も雪が解けてからちょこちょこ行っては片付けをしています。
庭にある立派なけやきの木は、あらたな葉をつけ輝いていました。
この木のおおらかな佇まい。いつ見ても安心します。
下にあるのは、昔屋主の方育てていたヤギの小屋。
やはり私達の村での暮らしの原点はこの地区にあり、行けばほっとします。
お世話になった人達も、暖かく迎え入れてくれます。
お年寄りの方々が変わらず元気に畑をしていたり、
ゲートボールをしていたりする姿に出くわすと嬉しい。
村に溶け込もうと必死だった最初の頃と比べると、今は
村のいろんな面が見えてきて、考え方も随分と変わりました。
だけどこのようなのどかな場所で過ごした数年は、
自分達にとってもかけがえのない貴重な日々だったことを、
改めて痛感するのです。
2005.5.3.