卒園、入学
ああ、春はなんと涙もろくなる季節でしょうか...。笑 雪が解けはじめた3月から、なんだか気持ちがいっぱいいっぱいで、日常生活を送るのにとてもパワーが要りました。4月に入り、子供達を新たな環境に送りだし、ようやくほっと一息付いてみると、庭のチューリップも顔をだし、桜の芽もふくらみはじめている。季節はとても規則正しく移りかわって、その輪廻の中に私達はいるのだなあ、とつくづく感じている今日この頃であります。 姉弟いっしょに幼稚園から帰ることができる最後の日。 3年に渡る幼稚園生活のあいだに、本当に大きく成長した子供達です。 多くの人たちの愛情にはぐくまれ、すくすくと育ってくれました。 はじめての子育てでの戸惑いや悩みをのりきってこられたのも、 幼稚園の先生方の支えに助けられた部分が大きかった....。 「粘土遊びが好きで、イスやテーブルなど、いろいろな物を根気良くつくって楽しんでいましたね。夢がいっぱい詰まった素敵な作品でした。がんばって絵かきやさんになる夢、叶えてください。」 卒業証書をいただくときに園長先生が胡桃に言ってくださった言葉です。 そして、待ちに待った小学校入学の日。いつもにも増して背筋ののびた彼女。 やる気に満ちています。 「わたし、いっぱい勉強したかったんだ。だって漢字とかも読めるようになって、牛乳入ってるかわかるようになってフウタにも食べられるか教えてあげられるようになりたいから。」と昨日ぽつりとつぶやいていました。母がいつも食品を買うときに成分記載してあるところを読んで牛乳成分が入っているかどうかチェックして買っているので、その事を言っているのでしょう。 あたらしいランドセル、あたらしいふでばこ、あたらしい体操服、あたらしい教科書。 すべてがとってもまぶしいです。 今の純粋な向上心をできるだけ大切に見守ってあげたいと思います。 2005.4.8 |