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雪の中新年を迎える



12月はあたたかく過ごしたので、元旦にこんなにどかんと雪が降るとは思っていませんでした。子供達はじっとしていられません。みんなで大きなかまくらを作って、上に登っては滑って、ブーツの中も手袋もびしょびしょになるまで遊んでいました。



松本市美術館の「ドラえもん展」を観に行きました。ダンナがずっと行きたいといっていたので、子供達は「パパ行けてよかったね」とまるでダンナの為に行ってあげたような口ぶりでした。奈良美智や蜷川実花など30名のひとたちが“心の中のドラえもん”を服やイラストレーション、オブジェなどで表現する展示。ひときわ心をつかんだのが、会場に静かに流れていた小曽根真氏のJAZZピアノ(ドラえもん主題歌をモチーフにしたもの)の音色でした。会場を訪れている人々の姿をみていても、藤子・F・不二雄さんの与えてくれたモノの大きさに圧倒されるような展示会でした。雪をかぶった美術館入り口にある草間彌生のチューリップのモニュメントも太陽にきらきら光って、いつもよりも壮大に見えました。


松本からの帰り、白鳥湖によりました。白鳥湖というよりカモ湖といった方がいい位、カモであふれていてびっくり。餌付けでそんな状態になるのでしょうね。一面銀世界が広がる中、とんびがピーヒョロロと声を響かせながら空を優雅に舞っていたのが崇高に感じられました。(ちょっと恐かったけど...。)


他にもMr.インクレディブルを観に行ったり、行きたかったラーメン屋さんに行ったり、お仕事と休暇を交えながらすごしたお正月。2005年は世の中も明るい話題が少しでも増えてくれる年であってほしいなあ、と願わずにいられません。




2005.1.7.




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