アレルギー対応のケーキ
うちの子のように、牛乳や卵にアレルギーを持っているお子様をお持ちの方々は、
誕生日やクリスマスのケーキについてとても悩まれると思います。
今は粗食やマクロビオテックの理念を基本にしたお菓子のレシピ本が、
沢山本屋さんにも並ぶようになって、
わたしもとても助かるし、支えになります(失敗も多い...汗)が、
やはり豪華なケーキで家族みんなでお祝いできれば、と願うキモチはよくわかる。
わたしのサイトを御覧に下さった方から、お問い合わせも時折いただきます。
わたしがお願いしたことのあるのは、静岡のシェ・ワタナベさんが
冷凍で送ってくださるケーキです。
→http://she_watanabe.at.infoseek.co.jp/
「タマゴも牛乳もつかわずにこんなにおいしいお菓子ができた」という、
シェ・ワタナベさんの著書から知りました。
牛乳を使っていないマーガリンで作ったクリームが、
どっしりとした生地にデコレートしてあります。
ふわふわのケーキではないけれど、食べごたえがある。
何より安心してケーキにかぶりつく子供を見られるのが嬉しい。
先日も「おかげで楽しくお祝いができました」というお写真付きのメールをいただきました。
微力ながらもお役にたてたと思うと、とても嬉しい。
クリスマスに向けて悩まれている方もいらっしゃるかな、と思って
改めてご紹介してみました。
今だ余震の続く新潟中越地震。学校も再開されたというのに、
余震におびえる子供達を報道で見るにつけ、心が傷みます。
学校なんて二の次でいいじゃないか、と昔は思っていましたが、
元の暮らしにできるだけ戻るということの大切さが、今はよくわかるような気がします。
避難所生活されている方々で
食物アレルギーの方はどうされているだろう、と思うときがあります。
ある朝の配給はパンと牛乳と報道されていました。もしうちの子なら食べられません。
みんながパニックになっている時に、アレルギー云々で
他の方々に必要以上にご心配かけたくないと思う方もいると思う。
もちろんアレルギーに限ったことではありませんが、
きっとそんなお子様をお持ちの方は、体の底からエネルギーを湧かせて
必死で子供を守るためにご苦労されていると思います。
復興への歩みの一歩一歩が明るいものとなり、
一日でも早く元の暮らしに戻れるように願うばかりです。
2004.11.9