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2004.8.31(火) ぐずぐずちゃん


幼稚園の先生からびっくりすることを聞いた。
朝わたしがフウタを送り帰ったあと、
フウタは職員室に行き、先生に「おはようございます」と大きな声でいうのだそうだ。

何せ彼の朝は一筋縄ではいかず、
幼稚園の敷地内に入ると(←ここがポイント)ぐずぐずちゃんになり、
先生に「ふーちゃんおはよう」といわれてもぐずぐず、
教室の前についても、靴はぬがず、かばんはもたず、うわばきははかず、
「ママとおうちかえる-」「ママとおしごとする-」と大の字で暴れごねるのが、
毎朝の恒例行事だからである。
(わたしが強制的に帰ればころっと忘れたように遊びだすことはわかっているので心配はしていない。笑)

それにしても、毎朝ごあいさつに職員室までいくとは、
なんという変身ぶり?

根本的に甘えん坊なのである。わたしやクルミがいると駄目なのね。
姉弟いっしょにいると、フウタは調子にのってクルミをぼこぼこたたいたりしている。
クルミも反撃しているけれど、それでもよく姉として耐えているなあ、と感じるのは、
わたし自身も兄弟の中で一番上の姉だから?笑




2004.8.30(月)  ここにしかないものと御縁



大阪からSさんご一家がお立ち寄り。
ご主人が自転車レースに参加されるので、毎年夏は長野に来られるそうだ。

Sさんは私達がWORKSHOPをはじめてすぐ位からのお客様で、
お世話になっている京都のレリッシュさんとの御縁を作ってくださった方でもある。
昨年末わたしがレリッシュを訪れたときも、とびきりの笑顔で迎えてくださった。
(レリッシュスタッフの皆様はみんな生き生きされていたけど。)

私達の暮らしている村は、
電車も通っていなくて、観光名所のような場所もなく、
過疎化も進み、長野と白馬のあいだで取り残されたようなところだけれども、
Sさんご夫婦は、この辺りが変に観光地化されていなくて、
古くから変わらぬ美しい風景を残していることをよく御理解くださっていて、
それを楽しんで下さっているのが嬉しかった。
そう、何もないように見えて、ここにしかない山の空気がある。
「はっぱ一枚落ちて慌てて掃除するなんて、ばかばかしいな、と思ってしまう」というSさんの言葉が印象的。
(でもうちの工房の草は茂り過ぎていましたね...。笑)

それぞれの場所にそれぞれのよさがある、ということは
私達も充分に理解しているつもりである。
だからこそ、全国各地さまざまな場所と私達を繋いでくれる御縁には、心から感謝したいと思う。




2004.8.27(金)  プール参観日



毎年楽しみにしているプール参観日。
今年は信州も例外なく猛暑で、
ほぼ毎日入っている幼稚園のプールは、お風呂状態の日もあったという。






なにより目覚ましく成長したのはフウタである。
浮き輪をしていても私から離れようとしなかったというのに、
今や水の中にいる方が長いのではと思う程。
この日はクロール(もどき)を披露してくれて、かあちゃんど肝を抜かれました。
どこで教えてもらったんだ? 白い脇が水の中でちらりちらり。笑
水の中の感覚をつかんだのも、幼稚園のプールでみんなと遊んだのがきっかけである。




クルミもすっかり泳ぎは慣れて、キモチよさそうだった。
休憩の時間になると、先生にぴったりべっとり甘えている。
あの子は本当になつっこくて、ある種一つの才能だな、と思っているのだけれど、
プールでは先生に馬乗りになって、甘えが過ぎるところがあるので、親としては冷や汗....。




かえっていくこどもたち。

どちらかと言えば、この広-い運動場をとことこと帰っていく
子供達の小さな行列の方が毎年印象に残っているかもしれない。

8月で幼稚園のプールもおしまい。
9月からなんとフウタもスイミングスクールにデビューの予定である!!




2004.8.24  COLORS



だいぶみじかくなっているこどもの色鉛筆。
一番減りがすごいのが水色。次がうすだいだい。(今ははだいろとは言わないのですね。)
お空や、女の子の絵を描くことが多いから。

おしりの部分に1から24まで番号をはってあげてからというものの、
あのクルミが貴帳面に色鉛筆を片付けるようになり、
今だ1本も紛失していないのは、かなり奇跡的なことだと思っている。



フウタ画伯作「パパ」。
いつになったら手足が頭から生えなくなる?笑
今しか描けないモノだと思うと、安易に捨てられないのである。




2004.8.23  それでも生きていく

全体を覆うブルーグレーと深橙が、いつまでも脳裏に残る、
VINCENT GALLO「バッファロー66」。
1985年/スウェーデンの作品、イングマル少年のたくましさが切ない、
「マイ ライフ アズ ア ドッグ」。

すごい取り合わせかな、と思いながら週末にみた映画。
よく考えてみれば、べースとなるテーマが2つの作品には共通しているように感じられた。
私は 幼年期をなんとか生き抜いていくストーリーのものにもっぱら弱い。

いとこの家にスウェーデンからホームステイしていたマッテインと、
「マイライフ...」を一緒にみたのは10年以上前。
わたしはひとり暮らしをはじめようと意気揚々としている頃で、
今回見返してみて、映画全体があの時とはぜんぜん違う色に感じられたことに驚いた。





2004.8.17 ねばねば星人



この季節一日と空けず、オクラやモロヘイヤが食卓にのぼります。
クルミは昔から大好きなのです。

毎年思い出すのが、4年前の夏のこと。
フウタがお腹にいる頃、我家に滞在してくれた母が作った庭の畑から、
毎日せっせとオクラとモロヘイヤを摘み取ってはお浸しにしていました。
(あまりに懐かしくて、ページをひっぱりだしてきました。覚えてくれてる方いるかしら...→

あのねばねば星人が、
もう摘み取りの手伝いまでしてくれるようになりました。

うちの庭は、収穫するにはあまりに貧粗だけれど....。笑




2004.8.16  アルダーくんの冒険

WORKSHOPの方で木のベアを買ってくださったKさんのダンナ様kisshさんが、
ベアを連れまわしてくださっています。
http://kissh.jugem.cc/ ....[Alder's log]をクリック。)

どちらかといえば陰寄りのわたしは、
どうせなら毎日遊び心をうまく取り入れながら、楽しく暮らしていきたいものだ、と
近頃ふとしたときに思います。
(自分の中では、それはすごい変化だと思っているのだけれど...。)





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