day&day scrup 2004.5/17〜.
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2004.5.28   BAGEL&テンペ



自家製パンはここのところほとんどがBAGEL。
茹でてからオーブンで焼くので、もちっとしてぎゅっとして、
適度な歯ごたえがあるのに、食べにくくないところが気に入っている。
今日のBAGELは紫芋パウダー入り。(ほんのり赤みのある焼き上がりだった。)
朝、生ハムとレタスをはさんだものを、パンが苦手なフウタも1個ぺろりたいらげてくれてうれしかった....。




大豆をテンペ菌で発酵させた、インドネシアの伝統食品という“テンペ”。
どんな食べ物だろう、とずっと気になっていたのだけれど、
近頃はこちらでも見かけるようになった。
いくつかの製造元のテンペを食べ比べてみた。
私の暮らしている地方は元来大豆をはじめとする豆文化が根付いている土地なので、
美味しい豆腐屋さんにもとても恵まれているのだけれど、
テンペの製品化に積極的に取り組んでいるお店も中にはあって、
そのお店のものが一番素朴で、純粋に美味しい、と今のところ思っている。
(大企業モノはどうしても大企業モノの味がしてしまう....。)

大豆の煮たのをほどよく固めた、という感じの食感。
肉の代用として用いられることが多いそうなので、今日は照焼きに。




2004.5.25   遠足




幼稚園の遠足。3回目になる。クルミと一緒にいくのは最後かな。
朝集合場所でフウタを見ると、いやはやコイツ長ぐつをはいていた......汗。
今回は緑地でレクをした後、ミニ動物園やミニ水族館やミニ遊園地めぐり。
ママの言うことが全く耳に入らず(興奮するといつもそうだ。)好き勝手行動して、
私はほとほと疲れる、というのが毎回のパターン。
まったくうちの子は協調性というものがない。(親似?)
でも気候もちょうどよく(近頃に珍しい程の快晴)いっぱい体を動かして、
楽しい思い出ができたのでは、と思う。
おかげさまでぐっすり眠れました。はい。




2004.5.23   野菜のたのしみ




村で独自に有機無農薬野菜作りに取り組んでいる方から届けてもらっている野菜。
これは、わたしのささやかな楽しみになっている。
無駄なく食べ尽くそうと思うし、台所に立つことが楽しくなる。
なによりおいしい。葉ものからじゃがいもに至るまで、実に味が深くて嬉しくなる。




庭でかろうじてとれるさやえんどう。
種をわけてもらって植えただけで何もしていないので悪いなあ、と思うのだけど、
子供達が毎朝収穫してくれる。


クルミのアレルギー症状がこの頃強く、
園の体操などに参加することもままならないようになり、
原因がわからないじんましんで病院にかけこんだりすることも...。
日常的にかゆみに苦しんでいる姿をみていると、
できるだけ無理なく、親子共々ストレスをためこむことなく、
一日をスムーズにゆとりもって過ごしていきたいと思うのだけれど、むずかしい。

食べることに関して、毎食テーブルの上をコーデイネイトをしていく母親としての立場では、
経済面や、手間のかけ方、などに家庭によるさまざまな価値観があると思うけれども、
うちの場合、卵や牛乳を除去している以上、
それをカバーする位の「食べることのたのしみ」を持ち続けたいと思っている。





2004.5.21   うちのペット




うちのペット達。
セロテープ魔王のクルミが連日幼稚園で作って持って帰ってくる“うさぎちゃん”達である....。
牛乳パックを切って色紙で包んでデコレート。
足はトイレットペーパーの芯をつぶして作ってある。
先生に聞くと、顔も気に入った顔を書けるまで何度も繰り返して貼付けているらしい。

うちで空き箱が出ると、さっとクルミに取られてしまう。
先日はグラノーラの空き箱の裏にあった12種類の穀物の写真をまるく切り取り、
フィルムケースに入れてうさぎさんのえさにしていた。

最近は「うさぎさんの家」といって、大きな段ボールサイズのモノも持ってかえり、
リビングを占拠していて少々困ってイル....。笑





2004.5.19   それぞれ


幼稚園の保育参観があった。
フウタにとってははじめての参観日となり、
照れと甘えの中グズグズちゃんで、
母から離れることなく体操ひとつできなかったのだけれども、
クルミは3年め。体操やかけっこ.....立派に大きく成長した姿があった。

先生と母親が集まっての懇談会で、ひとりひとりの発言に胸がいっぱいになった。
今まで、“うちのコのこの部分が不安で....”などという話になりがちだったけれども、
今回はみんな揃って子供達の成長ぶりに感動し、涙を流すひともいた。(私含む。笑)

なぜ子供達の成長がここまで心に響いてくるのかなあ、と思うのだけれども、
きっと15人のクラスの仲間のことを、小さい頃から
ずっとみんなで見守り続けてきたからだろうな、と思った。
子供達の“それぞれ”の部分を親も先生もみんなで受け止めているから、
クラス全体の成長の様子が、大きな感動となって響いてきたのだと思う。

“それぞれ”を受け止めると楽になる。

わたしにとって夜寝る前などに読むと落ち着く本のひとつになっている、
柳美里の『家族の標本』という著書がある。
対話から浮き彫りにされたいろんな家族の実情を淡々と連ねた、まさしく「標本」のような本で、
ダークな印象はいなめない作品だけれど、実際家族という形態は決して一律明解で単純なものではなく、
この著書の中での“それぞれ”の家族の“それぞれ”のあり方自体が、安心するのである。

“それぞれ”の受容を超えた上で、子供達に対しても、
おおらかに楽しく接していきたいと切実に思った一日。
おうちに帰って、やはりフウタは引け目なキブンだったのか、
わたしとクルミの前で歌をうたい、体操を披露してくれたのがほほえましかった。





2004.5.16   ごはんの手伝い



夕ご飯のコロッケを作るのに、じゃがいもつぶしを手伝ってくれた子供達だけれど、
「できたよー」と言われてみると、3分の1くらい減っている....。
(フウタの口のまわりはじゃがいもだらけ。苦笑。)
でもこういうのってつまみ食いが一番美味しかったりするんだよね。

わたしが幼稚園の頃、はじめて日記帳を買ってもらって(キキとララのだった)
嬉しくてさいしょのページに“
えみこのできるおてつだい”一覧を書いた、
その一番はじめの項目が、堂々「ごはんつくり」!だったのを覚えている。
今となっては、どんなお手伝いの仕方をしていたのか知りたいモノである。




5月のはじめ頃からのブームは「わらび」。
灰をまぶして湯をかけるときから、わくわくしてしまう。
昨日はいただきものの筍もコトコトゆがいていたのだけれど、
“灰汁抜きの作業”ってカンタンだけど時間がかかるところが、
魔法を使っているようで、妙に魅力的。笑





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