いつも梅雨前後は、山崩れや雷に危機感をもつ。
夕方になると激しい雨に見舞われて、あたり一面が一気に水浸しになる日が数日つづく。
とくにこの週末は強い雨だった。翌日工房に来られたお客さんが、
「長野に10年暮らしているけど、あんなに猛烈な雨ははじめてだったかもしれない」
とおっしゃっていた。

そうこうするうちに、ものすごい暑さが襲ってきて、
全国でも体温以上の気温になったところがあるとニュースでいっている。
わかりやすい梅雨明け。
長野は朝晩には天然クーラーの風が部屋をとおってくれるので、救われる。
庭にあかちゃんカマキリをみつける。
からだの色は若々しいキミドリで、ちっちゃなかまをこちらにふりあげるのだけど全然こわくない。
こわくないのがかわいい。
豪雨のときは、この子どこに身を潜めていたんだろう。


新潟に一泊の“臨海学校”にでかける娘におべんとうを作って送り出す。
娘は牛乳アレルギーなので、宿や出先での食事の成分確認にはじまり、
お風呂の順番まで配慮してもらって学校側と話し合いを重ねてきたものの、
やはり「だいじょうぶかな？」とこちらが落ちつかず、電話の音にもびくっとしてしまう。
あまり心配ばかりしたら逆に可哀想だから、
「たのしんでおいで！」と手をぶんぶん振って送り出したんだけど....。
（離れると復活してくる母性。笑）
天気はもうほどほどでいいよ、といいたくなるほどの快晴。
水族館にいったり、海水浴をしたり、魚のさばき体験などをしたりして過ごすという。
たのしかったー、という言葉がきけますように。





今年漬けた梅のジュースでつくった寒天ゼリー。




2010.7.21