坂城町 / ギャラリー山小路のレイコさんを訪ねました。
おばあさまのお暮らしになっていた古い民家を改装したギャラリーは、
年に数回の展示会のときだけ開かれています。
歴史を感じる深い空気が、広間全体に漂っています。
情熱的なレイコさん、「五感がよろこぶ」ことをとても大事にされています。
喜びの基準がゆたか。すてきです。
レイコさんが "YUSHI CAFE(ユーシカフェ)"に連れていってくださいました。
ギャラリー山小路から車で1時間ほど、佐久市/旧望月町にあります。
おじいさまが営んでおられた骨董品店をCAFEに。2005年から続けておられます。
オーナーの裕士さん、どんなおきゃくさまにもかわらぬ洗練された気遣いで心配りされていて、
「ぼくはお客さんとお客さんを、ジコが起こらないように橋渡しする役です。」とにっこり。
文化をつくりたくて....とおっしゃる顔の奥には、
強い信念や、さきへの展望、たぶん他人には察せられないご苦労や、何より
このカフェを誰よりも愛していらっしゃるであろう情熱etc...あたたかいものを感じました。
快く写真撮影の許可をいただき、たのしんで撮らせていただきました。
受け入れることについて、大事にすることについて、
お話の節々に、裕士さんの哲学が感じられました。
街をはなれて、田舎で暮らすこと。その考え方は、
私達自身もこの10数年で、ずいぶんとかわりました。
その時々の情熱の積み重ねを、
いつの時代も大切にできるような生き方がしたいとおもいました。
YUSHI CAFEを愛するひとは、みんなキラキラしている気がしました。レイコさんのように!
2010.3.17