恒例年度末の仕事を終えてほっとしたのもつかの間、
息子が新型インフルエンザをこじらせ入院。(...涙)
退院できたとおもったら娘が学校で捻挫。(...汗)
息子は回復後も学級閉鎖でおこもり。
まわりのみなさまにもあれこれ心配&ご迷惑おかけしていた日々でした。
久しぶりにみんなでドライブにでました。
車で2時間ほど、東御市の「海野宿」へ。
雪舞う町並み、通りを流れる用水、格子戸のはまった家並み、
風情あるとおりです。
「ガラス工房 橙(だいだい)」さんを訪ねました。
長野ガレリア表参道での展示会でご一緒させていただいたときに、
ぜひ伺います、とお約束していました。
......落ち着く空間。
ガラスとひかりと木の床や梁が解け合っています。
窓の外には風情たっぷりな街並みが楽しめました。
製作にお忙しい寺西さん。
工房はゴーゴーと窯の火が音をたてていて、熱い。
吹いて、成形して、熱して、と繰り返される工程には無駄がなくて、
小さなガラス玉がどんどん器に形をかえるので
観ているだけで、興奮しました......。
娘、吹きガラス初体験です!!!
寺西さんの導きで、あれよあれよと形がつくられていきます。
ぐいっとひらくと、ぐいっと口が広がるんです.....。
娘、とっても興奮していました。
海野宿のある東御市は“胡桃”が特産で、
橙さんでは、クルミの殻を燃やした灰をガラスの原料と混ぜて、
うっすら緑がかった、どこか懐かしさを感じさせる「胡桃ガラス」を作ってらっしゃいます。
ぐいのみを持ち帰りました。
とろりとした日本酒がよく合いました。
製作のアプローチは、作家さんの数だけ違いますので、
工房を拝見させていただくのは、とっても刺激になります。
貴重な体験をさせていただきました。
2010.3.7