久しぶりに映画をみにいってきました。
「20世紀少年 <最終章>ぼくらの旗」。映画3部作の最終章。
ぜんぜん興味なかったのだけど(というよりこわくてさけていた)、
テレビで第1章、第2章が放送されていたのを観てしまい、
観てしまったら原作漫画を読まざるをえなくなるもので、
(我が家には浦沢直樹さんの原作マンガ22巻+上下巻がそろっている.....)
一週間で二度読破しました。(何度もよみかえさないと理解できない。)
映画もキャスティングがはまっていて、興奮しました。
........それにしても二年ぶりに観る映画が20世紀少年とは。じぶんでも意外。笑
小学校のときの自分をおもだします。
どんなタイプだっただろう、と登場人物に自分をかさねあわせます。
リーダー格のグループに羨望のまなざしをむけていたりもしました。
他の子を傷つけるような言葉を発してもいたでしょう。
私自身は忘れていても、だれかの記憶の中で私がしたことが鮮明に残っていることもあるでしょう。
記憶や思い出というのは、あいまいなもので、
色もつき、ねじまがりもし、かけらのはぎ合わせでしかなくなったりする。
わたしは転校や引っ越しが多かったこともあるけど、同窓会にいったことがありません。
小中は修学旅行というものにもいったことがありませんし、
小学校の卒業アルバムには、
別枠で(集合写真の撮影日に欠席した子のように)写真掲載されたのをうっすら覚えている。
私はいいひと?わるいひと?どんなかおをしていたの?
思考が単純なわたしは、未だにぼんやりと20世紀少年ワールドの中。
2009.9.3