折り本をつくりました。
表紙にはメープルの木の薄板を使って、
和紙でタイトルを張りました。
サイズはハガキの半分です。
このサイズがわたしはとてもおさまりがよく感じています。







月ごとにその時期をおもわせるモチーフで描いた絵を
カレンダーにして販売したのは2003年のことです。
このときの12枚の絵を自分でもとても気に入っていて、
カレンダーの文字部分を除いてきりとって、繋げて、折り本に仕立てました。
完成してあらためてこの時期をおもいだすと胸があつくなります。
幼かった娘のお気に入りだったワンピース、指差してきゃっきゃいっていた草花たち、おすそわけでいただいた果物....
村での暮らしの豊かさを、全身で感じていた自分の力を感じるのです。

これらの絵を描いてから、絵を描くということをしていないことに気づきました。
夏休み、子供といっしょに筆をもってみようかな。




2009.7.23







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