小学生の頃、はじめて購読した雑誌というのは「学研のかがく」と「学習」でしょうか。
毎月おばちゃんが届けてくれるのが楽しみだった。
高学年になって見事にはまったのが「明星」。少年隊が大好きでした。ヒガシね。
(先日子供の担任の先生を囲む飲み会で「仮面舞踏会」を
先生がガンガンに踊り歌っていたのがちょっとうれしかった。笑)
小学校を転校したとき、その転校先ではやっていたのは、
まんがの「りぼん」でした。
その土地土地、学校、年代でブームってちがうんだな、と
こどもながらに学んだものです。

今娘が「ちゃお」、息子が「コロコロコミック」にはまっているのも、
そんな感じなんだろうなあ、とあたたかーく見守っているつもりです。
成長すれば「アノ頃が懐かしいなあ」と思い出すだろうし。

そのコロコロコミックの懸賞のページに
おまえの名前がのってるぞ、と
息子が学校でいわれて帰ってきたのでした。
高学年のお兄ちゃんや、お姉ちゃんたちからもいわれたと...
(みんなそんなページチェックするんですね。)
帰ってきて自分でも確認する息子。
たしかに、応募した(らしい)”ペンギンの問題”のカードセット当選5名様の欄に
ボクのナマエがのっている.........。

それからがたいへんです。
ほんとうにボクなのか、という問題が...........。
長野県にコバヤシっていっぱいいるし.......。
ホントに当たるなんておもってなかったし.........。
漢字間違いかもしれないし............。
宅急便くるたびにどきどきするし...........。

当選商品が届くのは「4週間以内」と書いてあります。
「お願いだからおかあさん、編集部に電話して、ボクかどうか聞いて。」と懇願してくる。
夜中に何度も起き、
「ほんとにボクあたってる?」「いつ着く?」と父親をたたきおこす始末。
いいかげんにしなさい、と怒られる悲しきドキドキ生活。

思ったより早めに、お品が届いてくれました。
よかったね、「ぼく」で。

「オレ大きくなって子供ができたら、
”お父さんはコロコロコミックで当選したことあるんだぞ”って自慢する。」
といっていました。

それからというもの、息子のコロコロ懸賞生活のはじまりです。
ハガキと切手かなり消費しています。
世の中そんなに調子良くいかない、と学ぶいい機会ととらえるべきかしら。笑





2009.6.4






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