あるお店でお茶していたら、
私達のギャラリーに二度ほど遊びにいらしてくださった方と偶然遭遇した。
長野に引っ越ししていらして間もない方で、
「あの店素敵ですよ〜」などとお話させていただいていたのだった。そのお店で偶然。
お話の中で私自身も久しぶりにその店にいきたいな〜、とおもい、
お客様も早速行こう！と思ってくださったその気持ちと気持ちがあわさったのだなあ。すごい、と嬉しくおもった。
先日三度目のギャラリー来訪をしてくださったご夫婦は、
もうすぐ一才になられる人見知り真っ最中の男の子をお連れで、
お子様も次第に空間になれてくれて、
たまごぼーろやパンを夢中で食べるその可愛い姿に私も主人も心が安らいだ。
「ここのファンですから」といってくださった奥様の言葉を
思わずへな、っとなってしまいそうなほど嬉しく感じ
後で主人も同じように感じたと言っていた。
お子様連れでいらっしゃるお客様の場合、幸い絵本がギャラリーにたくさんあるので、
こちらの意図ではなくても、
お子様は絵本を読み、大人の方はギャラリーでお品をじっくり拝見、
なんてうまく割り振りされたりすることがあると、
トータルでお役にたてたような（？）感じで嬉しくなったりする。
お子様の行動や気持ちを尊重される親御さまの姿にはっとすること多々。
木を削る体験をじっと見守るお父さん、
絵本を何冊でも読んであげるお母さん、
ギャラリーの外を散歩につれていってあげる方、
ゆっくりした時間をたのしんでいただく場所なんだな、ここは。
私自身があくせくしないのが肝心。
それにしても、ゴールデンウイークがあけて、
急に半袖夏日。あつくなったものです。
2009.5.10