アメリカの絵本作家、ターシャ・テューダー。
6月にお亡くなりになられたのですね。
「小径の向こうの家」という、1999年に刊行された
娘ベサニー・テューダーがターシャの軌跡を記した本を
あらためて広げてよんでいます。
92年の生涯。社会通念よりも、自分の価値観に従って生きることを選んだターシャ。
人生に訪れるさまざまな困難、苦しみも、
それはその人の成長をうながし、たくましく生きる喜びをえるための贈り物なのだ、と思えてきます。
自分と対峙し幸せを追求する姿は、まわりに深い勇気を与えてくれる。
一瞬たりとも無駄にはできないな、と力が湧いてきます。
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アインシュタインは、
時間は川のように曲がって方向を変えつつ流れていく、と言いました。
もしその曲がり角をめぐって過去に戻るだけなら、
私たちはどちらの方向へでも旅することができます。
私は、それが可能であると確信します。
私が死ぬとき、私はまさに1830年代のその時へ戻っていくでしょう。
私は死さえも怖くありません。
私は、それはとてもわくわくすることにちがいないとおもうのです。
ターシャテューダー
(ターシャのメモリアルウェブサイトより )
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ターシャと時代を共有して生きることができたことが、
とても貴重に感じられます。
やりたいことに力を注ぎ、学び続け、
生きる喜びを最後まで満喫されて命を全うされたターシャの言葉から、
これからもたくさんの気づきを得たいとおもいます。
2008.7.4