村の山の上の方に車を走らせていたら、こいのぼりのたなびく菜の花畑に出会う。
山のふもとでは桜はもう散ってしまったけれど、山の上の方は満開で見頃。
菜の花畑は春のにおいでいっぱいなのでした。
息子が学校で見学にきて、クラス発表をした「くさがのすぎ」。
クラス全員で手をつないで木を囲んでも、届かなかったんだよ、っておしえてくれる。
ほんと、おっきいね。
娘が昨年見学をして発表した「臥雲院」へも。
7不思議(要石・風欠・塵穴・伽藍池・客殿・片目魚・客殿の雨垂)の伝説を
ひとつひとつをちょっと照れながら教えてくれる。
山の上のお寺は静かできりっとした空気。
「この3本スギははじめはもっと上の方にあったんだけど、
善光寺地震の時にずるずるっておちてきたんだよ。」
娘の口からガイドが聞けるとは!
昭和のなごりのような光景。
村中も知らないところがまだまだいっぱいある。
なんだか少し新鮮な気持ちが芽生えた春の一日。
2008.5.2