最近よく聴いているアルバム。
1枚はSLEEP WALKER [WORKS]。 中村雅人(サックス)吉澤はじめ(ピアノ)
池田潔(ベース)藤井伸昭(ドラム)の4人でなるJAZZ BAND。
クール加減、厚すぎないバランス、ボーカルも見事に融合して、とても好きな音楽だ。
たまたまタワレコで試聴してたいへんつぼにはまった一枚だったのだけれど、
たどっていけば、大好きなMONDAY MICHIRU や、MONDO GROSSOや、
これまた春にたまたま試聴して気に入ったDJ KAWASAKIなどという人たちとは、
アーティストとして繋がっていてびっくりだ。
わたしはここらへんの音楽が大好物なのだろう。
もう1枚はDONALD BYRD [ The Best of DONALD BYRD ]。
ハードバップトランペッターの名手、ドナルドバードの、
1975年前後発表の曲があつめてあるんだけれど、
信じられないくらいファンキーで、
ストリングスのアレンジや、女性コーラスのふわりふわりとした声が重なってくる感じは、
清涼感があって、とても心地よい。
わたしが学生時代によく聴いていた1枚だけれど、色あせないなあ。
1975年うまれのわたしとしては、このアルバムに限らないけれど、
こういう音楽が生まれたころにソンザイしていたという事実がうれしく感じられる。
7月後半に、ライブに行った。
長野でライブハウスにいったのははじめて。とても楽しみにしていた。
6月に行った門前JAZZフェスティバルで、偶然とおりがかって、
かっこいい!!と思ったバンドのステージを、ふたたび。
外でのライブと違って、小さな空間に爆発する音というのがひさしぶりで、
アンプをとおして伝わる音ひとつひとつにやたら感激してしまった。
それにしても、ギターにベース、ドラム、Keyにくわえて、
パーカッション二人、SAX二人、トランペット二人、トロンボーンまで。
厚い厚い音だったなあ〜。楽しかった。
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時間をつくっては、ちまちまとSAX練習をしている。
やっぱり楽しい。
リフレッシュするし、今一番大切にしている時間かもしれない。
おおまかな運指やアンブシュア(口のかたち)も、
はじめよりはだいぶ慣れてきてからは、
演奏している、というより、
楽器自体に息を吹き込んで響かせている、という感覚が芽生えてきて
とても楽しい。
吹くことにエゴを持ち込みたくないと常々思っている。
わたしにとって、音楽を聴く事もプレイすることも、
頭の中が無になれる行為。
だからこそゆだね、力をぬき、リラックスしていきたい。
SAXの音色と自分の気持ちが
無理無く一体になれるようにといつも思っている。
練習をかさねて、
少しでも心地よくふけるように....。
2007.08.29
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