自分をとりまくさまざまな環境において、
さまざまな出来事がおこっている。
よくもまあ、とあきれるほどだ。

衝突を恐れるあまり、人当たりよく曖昧に物事を処理しようとする価値観によって、
自分自身が今までいかに自己を失ってきたかということに気づかされている。
また、曖昧な姿勢はひとを傷つけることもあるのだということを痛感している。

この気づきは、結果的に非常に有意義なものになった。

「怒り」の感情は、道をひらくエネルギーにすることができる。
本来もっている心の中にあるものを浮かび上がらせてくれる。

気づきによって見えてくるさまざまな相手との境界線を受け入れることは、苦しくもある。
しかし、それは事態に明確に対処することができる力の源と受け止めている。

ひと、また組織との適度な距離感について考える。
守るために。
うしなわないために。
学ぶために。
自信をもつために。
無意識のうちに裏切らないために。

そして同様の理由のために、
必要な場面では自分自身の主張をしっかりして生きていくつもりだ。




2007.7.2




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