はじめての画、はじめての朝食
息子がはじめて描いた油絵です。
みんなが野球しているんだ、という。
この画はコラージュになっていて、
別に描いた人物達をきりとって、背景を描いたキャンバスに貼っている、という
おもしろい構造になっている。
背景ができあがってくるごとに、
「立派な山をかいたねえ〜、村はまわり山しかないもんね〜」なんて先生と笑っていたのですが、
この鮮やかな色と、子供達の生き生きとした動き.......感動しました。
いい画だとおもいます。
某ショーウインドウに飾っていただいてます。
平日昼間は来られないから、いつも格子越し.....。
娘が作ってくれた、日曜日の朝食です。
先日、学校の学級懇談会で、
「うちの子は台所に立ってお菓子とか作ったり、
針をだしてきて小さなかばんを作ったりとかしている。」とか 「うちの子はお風呂掃除してくれる....。」とか お父さんお母さんからびっくり!! の子供達の様子を聞かせてもらいました。
帰宅してから思わず、
「ねえ、日曜日の朝ごはん、一緒につくってみようか....」と
娘に提案してしまいました。笑
土曜日にふたりで献立をたてました。
作り方もぜんぶ教えてあげました。
娘一生懸命メモってた。
日曜の朝はなかなか起きない私をたたきおこして、
キャベツを切り、レタスを洗い、アスパラの皮をむき.....。
一時間かけて作ってくれました。
この春から中学生にあがったお子さんをもつ父母の方達が、
「中学生になると、ほんと忙しくなって、
家で何かする、っていう時間が少なくなるよ...。」
とおっしゃっていた。
ふと、私自身の中学生の頃を思い出す。
日々部活に打ち込むようになってから、
自分の中での「家」の位置づけががらっと変わっていった感覚を、
今でも鮮明におぼえている。
「いっしょなってなにか教えていくのは小学生のあいだだよ....。」
その言葉が、
ここのところずっと頭の中をぐるぐるしています。
2007.6.3
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