Graded Examination
娘のバレエの試験があり、私も付き添いで横浜へ。
(PHOTOは山下公園そばのマリンタワー)
「試験受けたいの?じゃあがんばんな。」なんて今まで簡単に言っていたのだけど、
いよいよ本番となると、さすがの娘も緊張するのでは、と
わたしが胃を痛めていました....。苦笑
共に試験をうけるお友達6人と一緒。
他の子は全員娘よりも高学年。
緊張してお弁当も食べれない子もいる中で、娘は....
「うちの学校ではね〜〜」
「なんのマンガ好き〜?」
「ポケモンのね〜DSでね〜」
....しゃべり炸裂。
「しずかにしなさい」という言葉も30秒と持たず
あきれを超えて笑うしかない母.....。
みんなクスクス笑ってました。
娘はみんなの緊張をほぐすキャラということか。
ほんとマイペースで太い子です。
いつもはさっと挨拶を交わすくらいの先生とじっくりお話できたのがよかった。
とっても美しい先生で立ち振る舞いからもオーラが出ているのですが、
(わたしは勝手に「長野の草刈民代」と思い込んでいる。
年齢はわたしとあんまり変わらないんだけどね〜〜涙。)
そこからは想像できないくらい、ざっくばらんな方だった。
「B型です。女性がぐちぐち固まってるの好きじゃないんです。高田純次だいすきです。」
と名言連発。
話も笑いも止まらなかったのですが、
バレエを教えてくださっていることに関しては、
「今もまだ模索中で、でも大きくやっていきたいとかではなくて、
自分のできる範囲で、無理なく教えていきたい」とおっしゃっていて、
非常に好感を持てたのでした。
はじめ娘が「バレエをやりたい」といいだしたときは本当に困ってしまって、
なにより私自身に予備知識がないし、
「バレエ」のイメージに敷居の高さを感じていたし、
完全に娘の熱意に負けた、という感じだったのですが、
先生が、わけへだてない、しがらみない、
竹を割ったような、すっきりとした性格の方なので、本当に助かっています。
この出会いに感謝するばかり。
さて、肝心の試験は.....。
目張りをした部屋で行われ、中には親は入れないので、
ひそひそ声で「がんばってね」と送り出すしかなかったのですが、
試験を終え、戻ってきた彼女の第一声...
「ハイチュウどこ?」
.........母唖然。思わずのけぞる(汗。
切り替えのはやさも才能と見るしかないのでしょうか。
堂々としたものです。
試験という山を超えて無事戻り、通常レッスンがはじまりました。
レッスン時間も1時間から2時間に伸ばしていい、と許可がでて、
今後娘も「トゥシューズ」を履いての練習を組み込んでくれることになったようで、
『わたしがずっと夢みていたトゥシューズだよ〜〜涙」と興奮して訴えてきた彼女。
.....この数時間前に、弟とのケンカで、
父親に1時間以上に渡ってこっぴどく叱られているのです。
我が道をゆく娘。母、入る余地なし。笑
2007.5.6
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