春になって
今年は暖冬だったとはいえ、
日中、窓をあけてすごせるようになり
夕方日ものびてきて、うれしい。
まず花ひらいたのは、チューリップとクリスマスローズ。
冬のあいだ、家でどこか退屈そうに過ごしていた子供達が、
春のあたたかさを迎えて、
外に出てまずやったことはなにか。
「穴ほり」である。
庭に、バケツ程の穴をふたつ。
兄弟友達で夢中で掘っていた。
そこにあしをつっこみ、くつろいだりして、
オオイヌノフグリを摘んではコップにため、
枯れ枝で棚らしきものをこしらえ、
摘み草を敷き、まっ黄色のたんぽぽを飾る。
本能なのか、
冬のあいだににぶった手の先、手のひらの感覚を、
土や草を触って取り戻そうとしているようにみえる。
幼いだけか？笑
それでも、体いっぱいに太陽をあびて走り回る姿は、
見ていて気持ちのよいもの。
息子、サッカーチームに入るの巻。
知らない子がいっぱいの中でも、
「がんばりたいんだもん。」と、彼なりに熱い。
ちっこいな。
手をさしのべたくなるのを、必死でこらえるかあちゃん。
がんばれ息子！
2007.4.11
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