辰巳さんの講演会の後、Wさんご一家といっしょに、飯山で有名な「富倉そば」をたべにいった。

飯山は山々に囲まれながらも、すがすがしい平野が広がっていて、
冬になるとここは一面雪に覆われるのだよな...とおもうと大変だろうなという思いはぬぐえないけれど、
走っていてとても気持ちのよいところ。

山道をくねくねのぼって着いたのは「石田屋」さん。






おそばが出てくるまでにどうぞ、といただいたのは、揚げたてのそばだんご。
みそがのってるものと、あんこがのってるものを出していただいて、息子はいくつもぱくぱく食べていた。
辰巳さんも、そばがきや揚げそばがきを提唱されていた。
長野の農村地帯には、自然とこういう素朴な食べ物が根付いているのだ。






わたしがいただいたのは、二八の「雪割そば」。
そば粉の風味ゆたかで、のどごしがよい。
主人が食べた「富倉そば」は山ごぼう(オヤマボクチ)をつなぎにつかったそばで、
はごたえがすごくしっかりして、食べごたえがある美味しいおそばだった。
二毛作が出来ないので麦の栽培が出来ず、昔は小麦粉が手に入りにくかった雪深い土地柄、
知恵として植物の繊維をそば粉のつなぎに使うようになったのだという。

長野各地、おそばはほんと多種多様。
おいしい蕎麦をいただいた後は、とても満足感がある。









帰宅したら、iさんから、鎌倉のおみやげが届いた。
Romi-Unie Confitureのコンフィチュール3種。色合いが綺麗。MWC.のカトラリーの色みたい。笑
桃とルバーブの瓶をあけて、天然酵母のクラッカーにのせていただいた。
ルバーブがごろごろはいっていて、おいしかった。あやうく一瓶ひとりであけてしまいそうな勢いで自制自制...。
鎌倉は辰巳さんがお住まいの場所でもある。
つながりつながりで、豊かな味を楽しませてもらった連休でした。



2007.10.7




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